超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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グダグダのエントリーで一年を〆る。

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年越しそばを作って食べた。沖縄なので当然沖縄そばだ。今回は鳥骨から出汁を出してかけ汁にした。大晦日は毎年決まって紅白を見て、ゆく年くる年で年を越すのが定例である。家族はみんな年越しライブとかに行っててね、僕一人が家で留守番なの、寂しい。共に初詣で年を越す仲間なんかも居ない、虚しい。しょうが無いからアベマTVでアニメみながら過ごそうと思ったけど、今日やってるのは化物語シリーズの一挙放送だってさ。なんか、西尾維新で年を越す気にもなれないな。去年はニコ生のエヴァTVシリーズ一挙放送で年を越したはず。エヴァTVシリーズの最後の「世界の中心でアイを叫んだけもの」の「おめでとう」で年を越す様に時間が設定されていてね、なんとも微妙な年越しになったのよ。ほんと、あれを企画した人はどういうセンスなんだろ? あれで年を越してめでたいという気分にはならなかったよ。


一応、紅白を斜めに見ながら読書している。読んでいるのは京極夏彦の『西巷説百物語』だ。まぁ西尾維新よりは京極夏彦で年を越したい。なんとなく年末ってのは、中二病バトル展開アニメよりは、リアル寄りな人間関係の恐怖って気がする。紅白をBGMにしながら読む京極夏彦は沁みてきて気分がいい。明日までには読めるだろうか? たっぷり本は用意してあるので年末年始は暇はしない。


おせちとか言うのは無くて、腹が減りゃカップラーメンでも勝手に買ってきて食べろというのが家の流儀である。昔はクワッチー(ご馳走)を用意するとかいう時期もあったけど、年末が手間すぎて止めた。家族はおせちが食べたきゃ自分で作れという態度である。ムカつくけど自分が準備してやる世話もないのでお互いにおせちについてはシカトしてる。うちの家族は基本的にこんな距離感である。


昔読んだナンシー関のエッセイで、昔は年越しの為のハードルが高くて、歳を越すためには色々と準備しないといけなかったという話がある。


年を越す為には、年賀状を書いて、大掃除して、門松としめ飾りを用意して、おせちも用意して、お年玉を用意して、年を越す心構えをきっちりとした上でそれを迎えて、新しい新年を慶賀するという日本人らしい伝統があったのだろう。確かに昔の人々は正月なんてほんとに一年を始める重要な行事として、現代人と比べると飛び越えるのに苦労するようなハードルがあっただろうな。だけど、最近は年賀状は筆まめなどで簡単に管理できるし、おせちは通販で買える、門松としめ飾りはやりたい人がやればいい感じ。


昔の年越しのハードルが一生懸命飛び上がらないと越せないものだったのに対して、今のハードルは走っていて無視して走破しても気が付かないぐらいの低さだろう。これが悲しい事なのかはしらないが、伝統文化が破壊されているとは思うね。利便性に流れて、本当の行事の有り難さをみんな忘れていると思う。面倒くさい思いをして年を越してこその有り難い正月だと思うよ。そのあたりをガミガミいう説教オヤジがいても良い気がするけどね。僕はやらんけど。


そういや、お年玉を忘れていたな。多分、親戚のガキどもにたかられるはずだろう。僕は障害者だし一律500円で良いよね~って感じで逃げようかな。障害年金で食っている身の上なのにお年玉なんて僕がほしいぐらいだ。親戚回りが面倒くさいな。本当にのんびりできるのは正月三が日での1月1日だけだろう。


さて、字数が大幅に余っている。現在、1471文字。


仕方ないので紅白で椎名林檎が良かったという話に逃げよう。なんかね、東京都庁に中継してプロジェクションマッピングみたいな映像で歌ってた。結構年齢行ってるはずなのにそんなに変わってなくていい感じだった。


椎名林檎に関しては、『加爾基 精液 栗ノ花』、『勝訴ストリップ』、『無罪モラトリアム』はアルバムを買ってきて聞いている。あの、水商売の女があからさまに病んでいるのにヒモの男に依存しきってるみたいな音楽が大好きでね。音楽に関してはCoccoとか鬼束ちひろみたいなヤンデレが歌ってるものはそんなに好きじゃないんだけど、椎名林檎については断固とした芯の強さみたいなものが感じられて好きだった。



椎名林檎 - 罪と罰

頬を刺す朝の山手通り
煙草の空き箱を捨てる
今日もまた足の踏み場はない
小部屋が孤独を甘やかす


罪と罰 椎名林檎


歌詞が超クールだと思う。僕は昔、仕事で渋谷に住んでいた事があるんだけど、山手通り辺りを通る時は、煙草を吸いながら「頬を刺すーー……♬」といつも罪と罰を呟いていた。東京の空気感をリアルに歌詞で表している歌手だと思う。


さて、こんな感じでグダグダのエントリーで一年を終える。良いお年を。

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