超メモ帳(Web式)@復活

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統合失調症を患い、はてなからも逃亡。現在、復活のため準備中。


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『働く男』(星野源)を読んだ。

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参照:ファイル:Gen hoshino.jpg - Wikipedia


星野源という人物については実はよく知らない。「逃げるは恥だが役に立つ」については全然見てないし、オールナイトニッポンは面白いとは聞いているが聞く気にはなれない。ガッキーについては、僕は実は遠からぬ関係にある。というか、沖縄出身の芸能人って、県出身者にとっては同級生だったり親族だったりってのが意外なほど多いよね。


身バレが怖いからそんなに細かくは書かないけど、オレンジレンジとモンゴル800は大学生の時に大学構内でリアルにすれ違ってたと思う。沖縄の芸人のこきざみインディアンについてはもっと近い関係。いや、あっちはこっちを覚えていないだろうけど、僕は相手が学生時代どんな感じだったかは知っている。新垣結衣に関しても友達の友達とか、学校の先輩後輩とかそれぐらいの遠い関係。別に自慢はできないよな。僕が知っている限りでは安室奈美恵と親族って言ってた上司のおじさんがいる。


沖縄は一族が大きいから親族に芸能人がいるのはそんなに珍しくない。一時期、SPEEDが大ブーム起こしてアクターズスクールとか流行ったじゃん?あのときは学校の可愛い女の子はみんなアクターズに通ってた。沖縄には芸能人の卵みたいな子はいっぱいいるね。顔立ちが深いからアイドルになっちゃったりする女の子は多いかもしれない。まぁ最近のアイドルについては全然わからないんだけど、AKBとか欅坂にも沖縄出身者はいるんじゃなかろうか?知らんけど。


まぁどうでもいい話ですね。問題は星野源ですよ。


なんとなくの感覚でしかわからんが、現代ニッポンではこういうダメ人間系の草食男子っぽいのがすごくモテるんだろうなーってことだ。星野源も見た目はイケメンじゃないじゃん?でも、多分、最近は福山雅治と並ぶぐらいのモテ男じゃなかろうか?


しかし、今日読んだ「働く男」では星野源が「ものづくり地獄」と称して、エッセイ・作曲・俳優業について奔走している様子が描かれている。星野源は脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血によりかなり人生のビジョンが変わってしまったらしい。

どれだけ忙しくても、働いていたい。
ハードすぎて過労死しようが、僕には関係ありません。
中途半端に仕事する方がよっぽど嫌です。


働く男 星野源 p14-15


これほどの意気込みで働いたら本当にクモ膜下出血で死にかけた。その後は働きたくなくなったらしい。どちらにせよ極端だ。


だが、ここまでやりたいことをやって成果を残せるのならば、働いても楽しいだろうなとは思う。星野源の労働に対するビジョンはイラストやら小説で同人などを作っているヲタクと全く同質のものである。

 ただいま作曲中。いつものように「ものづくり地獄」にドはまり中です。
 説明しよう!「ものづくり地獄」とは、自分の表現や作品づくりに情熱を注ぐあまり生半可なものでは満足できなくなり、試行錯誤を繰り返しては悩み、なかなか完成せずノイローゼ状態となって産みの苦しみと作る喜びの狭間を行ったり来たりを繰り返す、無間地獄のごとき生活のことである!


働く男 星野源 p112


ワナビだったらこの感覚は分かるんじゃないかなー?しかも星野源の場合は自分でCDをプレスして売り込みなどをして売上を上げるなどの本当の叩き上げである。ここまで行動力のあるヲタクはなかなかいねーよ。


しっかし、サブカル系ヲタクである僕が手放しで全肯定するほど星野源のすべてが素晴らしいというわけではない。なんつーかさ、星野源は満たされない学生時代を送ってそのことを振り返る文章が結構あるんだけど、それがファッションメンヘラっぽい。童貞っぽさが星野源のウリなのだが、その一つ一つが計算されたモテ仕草に昇華されている。そりゃこの本が出版された2012年頃までならその童貞臭さも共感を得られる要素だっただろうが、「逃げ恥」以降では、いくら女性にドン引きされながらAVの素晴らしさを説こうが「ようこそ!ジャパリパーク」をラジオで流すという暴挙に出ようが、すべてが計算され尽くしたモテ仕草である。本当にモテない男が今日日この本を読むと、苛立たしさで壁に叩きつけたくなること必至である。


しかしまぁ同志諸君。星野源は本物の努力の上でこのような成果を出せたのである。その行動をいかに社会にコミットさせるかということに星野源は労力を費やしてきたのである。諸君らが行っているすべての創作活動は無駄ではない。作品を発表する場所に恵まれて、ちょっと運が良かったから星野源は大成功したのである。行動しなければ成功は得られない。なおかつ、成功するためにはエグいほどに自己分析できて、有効打となりうる作品を世間にPRできるかだと思う。自己満の創作ならばいつまでたっても自己満さ。星野源はそれらを乗り越えて新垣結衣を嫁にした。我々がモテないのはヲタが原因じゃないという絶望的な結果なのだが、その現実を受け入れないといけないだろう。


働く男 (文春文庫)

働く男 (文春文庫)

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