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超メモ帳(Web式)@復活

統合失調症を患い、はてなからも逃亡。現在、復活のため準備中。


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ドロドロした感情は溜め込んでこそなんぼな気がする。

私事

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八重瀬公園に桜を観に行ったのさ。今年は駄目だね。気温が高すぎて全然桜が咲いてない。沖縄の桜の時期は1月後半から2月ぐらいなのである。


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沖縄の桜は内地の桜とは種類が違ってね、寒緋桜なのさ。これはソメイヨシノみたいに一斉に咲き誇るって種類でもない。ポツンポツンと花開いて、ある程度数が増えたら散っていくって感じの花さ。だから、内地でソメイヨシノを見たときには凄まじいと感じた。あの花の勢いには狂気とかそんなものを感じた。短期間に一斉に開花してぱっと散る桜に精神性を託す気持ちは分からなくはない。花びらが風に散らされて舞い降りる風景は掛け値なしに素晴らしいと思った。あれは清々しい気持ちになるものね。あの花の精神性を書いてみたいと思って小説に託してみたこともある。


僕は岡山に居たり東京に住んでたりしたことがあるのだけど、やっぱりウチナーンチュにとっては異郷の地なのさ。内地は草木の色合いが淡いのよ。海を求めて海岸に行ったとしても、砂が黒くてやたら水の質が汚くてこんなの海じゃないって気分が強い。沖縄ではタチアワユキセンダングサとかネムの木がそこら辺に強固に根を張っていて、混沌としたジャングル環境を作り出しているのさ。内地はなんか蒲の穂あたりが規則正しくならんでいて、自然の様子も小奇麗にまとまって雑草まで端正な感じがする。神社辺りに行ってみると内地は本当に春夏秋冬が綺麗に整った端正な自然に対する信仰を持っているのだなと思う。沖縄はやっぱり亜熱帯なのさ。


以前もそんな気分になって、こんな詩的なエントリーを上げたことがある。


yuki-2021.hatenablog.com


山之口貘の詩を再掲しよう。

「会話」 山之口 獏


お国は? と女が言つた


さて 僕の国はどこなんだか とにかく僕は煙草に火をつけるんだが 刺青と蛇皮線などの懸想を染めて 図案のやうな風俗をしてゐるあの僕の国か?


ずっとむかう


ずつとむかうとは? と女が言つた


それはずつとむかう 日本列島の南端の一寸手前なんだが 頭上に豚をのせる女がゐるとか 素足で歩くといふやうな 憂鬱な方角を習慣してゐるあの僕の国か!


南方


南方とは? と女が言つた


南方は南方 濃藍の海に住んでゐるあの常夏の地帯 竜舌蘭と梯梧と阿旦とパパイヤなどの植物達が 白い季節を被つて寄り添うてゐるんだが あれは日本人ではないとか 日本語は通じるかなどと談し合ひながら 世間の既成概念達が寄留するあの僕の国か!


亜熱帯


アネッタイ! と女は言つた


亜熱帯なんだが 僕の女よ 目の前に見える 亜熱帯が見えないのか! この僕のやうに日本語の通じる日本人が 即ち亜熱帯に生まれた僕らなんだと僕はおもふんだが 酋長だの土人だの唐手だの泡盛だのの同義語でも眺めるかのやうに、世間の偏見達が眺めてゐるあの僕の国か!


赤道直下のあの近所


僕は未だにナイチャーとウチナーンチュは異国人だと思っている人間なのさ。沖縄独立運動を叫んでいる連中とは一緒にしないでほしいけど、これは差別ではなく区別に属するものだと思っている。この二種族は間違いなく考え方が違う。同じ日本語を使ってはいるが、文化圏がかなりズレている。日本を同一民族で統治されている国家だと思う人間は認めたがらないとおもうけどさ、間違いなくウチナーンチュは異民族さ。アイヌとかあの辺りはよく分からんけど、多分僕とおんなじ様な考え方をしているんだろ。日本は同一言語同一民族の国家ではない。この辺りは認めて欲しいものだね。


さて、今日の本題も前置きに引っ張られた適当なものになる運命だ。僕のブログのパターンは毎日読んでもらっている読者諸氏は分かるだろうが、前置きを一つか2つほど書いて、それから本題になだれ込むという形式である。だが、最近、意志薄弱の僕の精神性を現すように前置きで本題を語ってしまうケースが目立つようになっている。これでは人気ブロガーになるなど夢のまた夢だろう。今日は特にひどい。現在1818文字。後、200文字程度で本題を語る。


僕が作品を作る上で真似したいと思う漫画家がいるのさ。これはプロの作家ではなくて、web漫画家である。


コンプレックスプール


表現の仕方が直接的でない。なにか、一つ象徴的な話題を置いてそこから暗示的に本質を語る。全ての作品がそんな感じである。人間のコミュニケーションの機微などを直接的ではないが、確かにそこにある感じで提示する。とにかく物語の作り方が上手い。僕は小説でこんな感じの世界観を表したいと思ってキーボードを叩いているのである。


漫画家では沙村広明が好きかな。僕が好きなのは今話題のキムタク主演の「無限の住人」ではなくて、読み切りで書かれた「おひっこし」である。あそこまで童貞の面倒くさい恋愛観を明確に示した漫画は無いと思う。男なら全員読め。男じゃなくても読め。これは命令だ。


そんな感じで今日も終える。今日は特にひどい。僕でも反省の念というのは少しは持つのである。ちょっとは考えてみようかな。


竹易てあし漫画全集 おひっこし (アフタヌーンKC)

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