超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ブログでも創作でも使える、お気に入りリスト思考法。

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昨日の続きで、僕がハマった新興宗教の事を書こうとしたら思考がぐるぐるしてきて気分が悪くなってきた。やっぱりトラウマが残っているらしいね。気分が悪くなることは考えないでおこう。僕が持っている恨みの話をしても、読んだほうが不愉快になるだけでしょう。愚にもつかない話ならしない方が良い。なんで、創作技法のエントリーなどを一つ。

 

小説を書きたいという小説家志望は世の中には相当な数が居る。だが、肝心な自分がどんな作品を書きたいのか分かってない人が多すぎる。小説家にはなりたいけど、どんな物語を書きたいのか? ラノベか時代小説か純文学かエンタメか? 作品に向かうモチーフすら決まってないのに、考えもなくとりあえず書いてみて、詰まって筆を折る奴が多すぎる。web小説でも完結せずにエターなった作品をたくさん見かける。結末に辿り着けない物語というのは一番悲しい終わり方だ。

 

ブログでも、最初は意気揚々と毎日エントリーを上げていたのに、いつしか、アクセス数に汲々とし始めて、目的を完全に見失って人気取りのエントリーだけになり、ネタ切れ・興味を失った事に伴い更新頻度が下がり、やがて完全停止する。そんな悲しい顛末を何度か見かけた。最初っからブログ飯とか言ってる連中はヲチ対象なんでメシウマなんだが、面白い文章を書く人が迷走して辞めていくのは残念なことだ。

 

ブログでも創作でも、必要なのは本心から書きたいと思うことをはっきりさせておかないと、長い時間文章に向かうという重労働に耐えられないのだ。毎日、想像力を働かせて、言葉を紡ぎだして、文章として実体化させるという作業は、自分の内面をよく知っていないと長期にわたって行うことはできない。そこで、自分のやりたいことをはっきりさせておく必要がある。

 

そこでオススメするのが、お気に入りリストの作成だ。

 

自分が好きなこと、嫌いなことをまずは100個ずつリストアップするのだ。別に100個という数はキリが良いから決めただけで、1000でも10000でも構わない。こうして自分の好みと嫌いなことをリストアップすることで、自分がどんな傾向を好むのか、何に興味を持つのかを知ることが出来る。最初は面倒くさいかもしれないが、慣れてくるとスラスラと書き出せるようになる。最初にお気に入りリストを作っただけで満足するのではなく、随時更新して最新の自分の情報を更新し続けるのが肝要だ。

 

お気に入りリストの作成をすると、自分がどんなモチーフで書くことを得意にするのかをはっきりと自覚できる。文章の目的に迷いがなくなり、文体もすっきりとさせることができると思う。自分が書きたい目的をはっきりと自覚するのが文章上達の最短ルートだ。クドクドと細部だけを描いて、結局、何のエピソードも書けず掌編で終わってしまうワナビーにありがちな
スランプからは脱出できる。

 

ブログでもお気に入りリストを眺めることで、今日書くネタに困ることがなくなるのだ。自分の得意分野をはっきりと自覚しておくことで、困ったときは得意な分野に雪崩れ込む事ができる。下手にニュースや書籍を集めてネタ集めに悩むよりは、己をよく知っている方がいざというとき強い。

 

まずは気軽にやってみることだ。100という数は数日かかる量だけど、最初にお気に入りリストを作成してしまえば後は継ぎ足して使える秘伝のタレみたいなもんだ。毎日手入れすることで、鋭さを増す武器を手に入れることができる。

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