超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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復活の日

2014年11月末日、僕は発狂した。

 

周りの物全てが自分の行うことに関連していると思われ、会社から監視されている事を妄想するようになっていた。
身体が勝手に操られていると考え、車を運転して電柱柱に突っ込んだ。自殺のつもりだった。

 

親族に病院に担ぎ込まれ、行き着いた先は精神病院の隔離室の中だった。
それから4ヶ月、閉鎖病棟の中で妄想と遊んでいた。

 

僕は悟りを開き、アフラ・マズダと共にアーリマンと戦い世界を救った。入院患者の一人ひとりに家族が乗り移り、親しげに話していた。睡眠時は、夢うつつでユタの修行の為に無意識からさまざまな事をウチナーグチで伝えられていた。道教仏教、沖縄の民間信仰キリスト教、色んな宗教が僕をめぐって争っていた。

 

一生を閉鎖病棟の中で過ごすかと思われた急性期だったが、ロナセンを投与されて妄想は落ち着き、うるさかった世界は虚しくなるほど静かになった。

 

その後は、陰性反応の死にたくなるほどの退屈と鬱状態が続き、日がな一日中、寝ていた。一番死にたかったのはこの時期だった。しかし、デイケアに通うことでなんとか社会に戻ってきた。

 

デイケアと就業移行支援で、行動力は健常だった時の7~8割は戻ってきている。しかし、思考力は統合失調症認知障害で抉られたままだ。今でも会話をしていて、とっさに言葉が出てこない。飯の種のプログラミングも、当然できなくなった。

 

関係念慮の渦の中でWeb全てが恐怖の対象だったのが少し和らいできている。一時期は監視されている妄想でブログも全消去しようとしていた。twitterは削除した、Facebookは切れない人を除いて全部友達解除した。はてなはプライベートモードにして、Webアーカイブを全削除した。

 

でも僕は何かしらの表現がしたいらしい。誰も読んでいないブログでも、誰かに伝わるかもしれないと希望的観測をしている。
所詮、僕はどこかで駄文を書き散らしていないと満足できないらしい。

 

2006年から書いてきたはてなだ。これは残しておいてよかった。ここに書かれているのは僕のプログラマ人生の歴史だ。
統合失調症を患った後の記録もここに綴ろうと思う。

 

はてなよ、私は戻ってきた。

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