超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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目標を達成するには?


http://www.jfn.jp/News/view/susume/8447


僕は毎朝、ポッドキャストを聴きながら通勤しているのですよ。お気に入りはラジオ版学問のすすめ。今、バックナンバーを辿って過去の回を聞き直している所です。著名な作家や学者などを招いて、創作や学問に向き合う時の考え方などをインタビューするのですが、実績を残している人がどんな考え方をするのか勉強になって、毎回面白いです。今日聞いた書道家武田双雲さんの回が結構な神回だったので感想などを。


武田双雲さんの新著、『ポジティブの教科書 自分も周りの人も好運体質になる3つの基本と11の法則』をネタに双雲さんのポジティブシンキングとはどういう事なのかについて話をしていたのですが、本質的なところはポジティブシンキングとは離れた所にありましたね。


双雲さんのキャラクターが面白いんです。一言で言うならば、極度の改善オタク。


双雲さんは、生活の全ての行動においてどうすればより良く行えるのか検証しているのです。例えば、運営している書道教室で言うことを聞かない小学生に、お手本をちゃんと見るように伝えるにはどうすればいいのか? 極端なところではシャンプーをより良く行うにはどうすればいいのかなど、どうでもいい事でも工夫しようとしてるんですね。


記憶に残った部分では、トライアンドエラーの考え方。
百回叩けば壊れる壁を凡人は百回叩いたところで諦めてしまう。優れた人は百一回目を叩く。だけど、それも違うと言う。百回叩けば壊れる壁は、叩き方を工夫すれば二十回で崩れるという。


なるほどなぁ、プログラミングのデバッグでもそうだなと考えた。バグがあって修正依頼が来るとする。プリントデバッグでコツコツと叩けばいつかは見つかるけど効率が悪い。時間を費やせば誰でも修正は出来るが、少しは経験を積んだ人ならば、前もってユニットテストも同時並行で組んでおいて理詰めでバグを摘出できる。(まぁ、普通ならIDEのデバッガー走らせれば一発かもしれないですが、バグにも言語にもよるし、そういう富豪的な現場ばかりじゃない)
百回叩くとしても叩き方を変える必要があるのです。トライアンドエラーでも毎回アプローチを変える。努力に意味があると考えるのではなく、結果を得るために努力をする。


目的意識を持つということは芸事でも仕事でも成長のためには必要なことだと思います。本を読む事、練習をする事、仕事をする事。それらを何のために行っているのか目的をはっきりとさせる。努力それ自体が目的になっていないか疑う必要はあります。目的と手段を履き違えてはいけません。楽に結果を得られる方法があれば、迷いなくそちらを選ぶべきです。


努力をするにしてもやり方を変えられるかどうか考え続けること。自分的には作業をする前の段取りの段階で考えていくのがうまいやり方かなぁと思います。PDCAサイクルを回し続ける事ができたら理想的ですね。



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