超メモ帳(Web式)@復活

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統合失調症を患い、はてなからも逃亡。現在、復活のため準備中。


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免許更新で観た映画が思いの外よく出来てた件。



午前中に半休取って免許更新行ってきたんすよ。休日は混みますからね。まぁ免許更新の講習なんて人生の中で10位ランクインするぐらい無駄な時間だなと思ってるんですが、なかなかどうして、最近の免許更新の講習は退屈させないように作りこんでるんですね。最近の法令改正や交通事故の事例なんかをスライドショー形式の動画を流しながら見せてくれるんですがなかなか良かった。効果音がちと感覚ズレてるかなって感じはしたけど、交通事故の事例は野次馬感覚で見てると楽しめた。


免許更新の講習と言えば、最後は昭和の香りがする説教臭い映画を最後に見せられるものと決まってるんですが、最近作られたと思しき映画がなかなかに良く出来てた。
以前、講習受けた時に観たビデオはさだまさしの「償い」がテーマのそれはそれは説教臭い映画を見せられて辟易してたもんなんですが、今回観た新しい映画は退屈しなかった。


タイトルは「飲酒運転の報い 破滅への道」。オブラートに包もうとしない所が素敵です。
制作元は天下の東映。あの岩に波が砕けるシーンが最初に登場します。


どうせつまんねーんだろうなと期待はしないで見てたんですが、脚本が予想外に良い。ストーリラインは成立してるし、伏線も入ってる。何より演出がうまい。派手さは無いけどこなれてる。
一言でストーリを説明すると「幸せな家庭が飲酒運転事故で破滅する」。そこに恐らく現実に起こったんだろうなと思われるシーンを配置しながら進めていく。主人公は飲酒運転事故で仕事も家族も失う。ラストでは破滅した2つの家庭を象徴的に映しながらエンド。後味の悪さを視聴者に与えることを目的にした物語がきちんと成立してました。特定の感情を視聴者に与える物語って凄いんです。


割と好みのストーリの作り方をしてるんですよ。ストーリラインはシンプルにして、演出で世界観を膨らませるやりかた。最近の映画とかは複雑な世界観を表現しようとするあまりストーリラインが分かんない作品が結構あります。一言でストーリを説明できない作品は削るべき項目があります。
最近観たワールドウォーZはやりたいシーンだけ集めたって作品でした。映像とシーンは凄いけど伝えたいことが分からない。家族愛がテーマだけど他の要素も詰めてみましたみたいな。これは駄目です。伝えたいことはひとつに絞るべきです。


破滅への道は演出は古い刑事ドラマみたいな感じだけど、必要最低限の演出をきちんと抑えてる感じ。主人公が調子に乗ってる時は失敗するぞーって想像できるし、子供が主人公を責めるシーンではやるせなさがきちんと分かる。少なくともやっつけで脚本しましたーみたいな印象は受けない。シンプルだけど伝えたいことは確実に伝える表現の仕方をしてくる。多分、古参の脚本家さんが作ったんじゃないかな? 邦画侮りがたしと思った一日だった。

追記


やっぱ凄い人使ってたっぽい。
破滅への道
飲酒運転の報い 破滅への道 : にじばぶの映画
里見浩太朗だったのか・・・


ハリウッド脚本術―プロになるためのワークショップ101

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